耐水性に優れ、汚れに強いクッションフロアは、お手入れが楽なため人気があります。この記事では、クッションフロアの毎日のお手入れ方法や、油汚れや黒ずみの対処方法をご紹介します。ぜひこの記事を参考に、クッションフロアを掃除してみてくださいね。

クッションフロアとは?

クッションフロアとは、クッション性のある床材のことです。塩化ビニール素材でできており、適度な弾力性があって足腰が疲れにくいというメリットがあります。また、表面がビニールなので耐水性に優れ、汚れにも強いです。日々のお手入れが簡単な点も、人気の理由ですね。

クッションフロアの掃除方法

まずは、クッションフロアの基本的な掃除方法をご紹介します。クッションフロアは静電気が発生しやすく、ホコリを吸着する性質があります。

そのため、いきなり掃除機をかけると、ホコリが舞い上がるので注意が必要です。掃除機をかける前に、フロアモップにドライシートをつけたもので、ホコリや髪の毛を拭き取りましょう。

次に、掃除機をかけていきます。毎日のクッションフロアの掃除方法は、この2つのステップで十分です。

これにプラスして、週に1回は水拭きをして汚れをこまめに除去しましょう。こまめに掃除をしていれば、それほど汚れることはありません。

油汚れ・ベタつきの掃除方法

キッチンのクッションフロアは、気が付かないうちに油汚れやベタつきができているものです。このような油汚れは、「プラスチック床用」「ビニール床用」などの表記がある床専用のクリーナーを使用して、拭き取ります。

その後は、洗剤を落とすために、固く絞った雑巾で水拭きをしたら完了です。

黒ずみの掃除方法

汚れの蓄積や、台所のベタベタに汚れが絡みついたものは、黒ずみの原因になります。黒ずみは、水で薄めた中性洗剤をつけた雑巾で、軽くこすり落としましょう。

その後は、固く絞った雑巾で水拭きをしたら完了です。

カビの掃除方法

はじめに、カビの胞子が部屋中に舞い上がらないよう、キッチンペーパーにアルコールを染み込ませたものでカビを取り除きます。カビを広げないよう、カビの外側から中心に向かって拭き取りましょう。

次に、カビにアルコール除菌スプレーを吹き付けます。そのまま5分程置いて、カビを死滅させましょう。

これでもカビの黒ずみが取れない場合は、塩素系漂白剤を使う方法もあります。ただし、塩素系漂白剤は、クッションフロアを傷めてしまう恐れがあります。どうしても黒ずみが気になる場合は、自己責任で使用しましょう。

やり方は、カビに塩素系漂白剤をスプレーし、ラップで覆って15分~30分放置するだけ。その後は雑巾で拭き取り、漂白剤が残らないように水拭きしてください。

クッションフロアの汚れを防ぐ方法

こまめに掃除すること以外にも、クッションフロアの汚れを防ぐ方法はあるのでしょうか? ここでは2つご紹介します。

洗面所はこまめに換気を

洗面所は浴室が近く、高温多湿になりがちです。カビは高温多湿の状態を好むので、こまめに換気して湿気を取り除きましょう。

また、カビのエサとなる皮脂の汚れを取り除くことも大切です。

クッションフロア専用のワックスをかける

クッションフロアの汚れを防ぐには、クッションフロア専用のワックスをかけるという方法もあります。一度ワックスをかけると半年程効果が持続します。ワックスは汚れを防ぐだけでなくツヤも出してくれるので、見た目にも綺麗になりますよ。

まとめ

クッションフロアのお手入れ方法をご紹介しました。クッションフロアの毎日の掃除は、ドライシートと掃除機で十分です。汚れが蓄積しないように、週に1回は水拭きをすることをおすすめします。また、クッションフロアの汚れを防ぐには、こまめに換気や掃除をすることや、クッションフロア専用のワックスをかけることが大切です。

施工例

奈良市漢国町にてリフォーム〈ダイノックシート〉

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