壁紙はお部屋の中でも大きな面積をしめるもの。汚れや劣化はお部屋の印象自体も暗くなってしまいます。
今回は壁紙(クロス)を綺麗に保つお掃除の方法をご紹介します。
専門的な工具もいりませんので是非日頃のお掃除の一環として取組んで頂けると嬉しいです。

壁紙が汚れる原因

壁紙が汚れる原因はさまざまですが、下記に主な原因をいくつか紹介します。

手あかや指紋: 人々が触れることで手あかや指紋が壁紙に付着し、徐々に汚れが目立つようになります。特にドアやスイッチ周りは触れる機会が多いため注意が必要です。

ホコリや埃: 室内の空気中に浮遊するホコリや埃が壁紙に付着し、時間の経過とともに汚れが蓄積します。定期的な掃除が重要です。

湿気やカビ: 高い湿度が続くと、壁紙に湿気が含まれやすくなり、カビが発生することがあります。特に浴室やキッチン周りは湿気が多いため注意が必要です。

煙や油煙: タバコの煙やキッチンでの調理中の油煙が壁紙に付着し、汚れや変色を引き起こします。喫煙は窓を開けて換気を行い、キッチンでは換気扇を使用することが重要です。

日光による変色: 直射日光が当たる場所の壁紙は、紫外線の影響で変色することがあります。カーテンなどで日光を遮ることが効果的です。

これらの原因を理解し、適切な対策を講じることで、壁紙を長持ちさせることができます。

壁紙の張替えタイミング

壁紙も消耗品なので永久に使うのは難しいです。お掃除をしていても時期がきたら新しく張り替える事も検討するとよいでしょう。
下記に壁紙の張替えタイミングをご紹介します

取れない汚れが目立つ: 手あかや指紋、煙や油煙などで壁紙が汚れて目立つようになった場合、掃除をしても取り切れない場合は清潔感を保つために張替えが必要です。

カビや湿気の問題: 壁紙にカビが発生したり、湿気によって壁紙が剥がれてきたりする場合は、健康や住環境の観点から張替えを検討しましょう。

変色や退色: 日光による変色や退色が目立つようになった場合、見た目を改善するために張替えが必要です。

壁紙の破れや傷み: 引っかき傷や破れなどが発生した場合、壁紙の劣化が進んでいるため張替えを検討しましょう。

リフォームや模様替え: 住まいのイメージチェンジやリフォームを行う際に、壁紙を新しくすることで空間の印象を大きく変えることができます。

一般的には、壁紙の寿命は約10年程度とされていますが、使用状況や環境によって変わります。上記の状況が発生した場合や、壁紙が劣化してきたと感じたら、張替えを検討してみましょう・

壁紙のお掃除方法

壁紙のお掃除方法は以下の通りです。もちろん一例ですので普段の掃除習慣に合わせて行ってみてください。

掃除機でホコリを取る: 壁紙表面のホコリを取り除くために、掃除機のブラシアタッチメントを使用し、壁を軽くなぞってホコリを取りましょう。これは定期的に行うことで、汚れが溜まるのを防ぐ効果があります。

水拭き: やわらかい布やスポンジを水で濡らし、しっかり絞ってから、壁紙を軽く拭きましょう。特に汚れが気になる部分は、丁寧に拭いてください。ただし、壁紙の種類によっては水拭きが適さない場合もありますので、取扱説明書やメーカーの指示に従ってください。

汚れがひどい場合: 市販の壁紙用クリーナーを使用して、しつこい汚れを落とすことができます。使い方は商品によって異なりますので、説明書に従って使用してください。

手あかや指紋の除去: 消しゴムを使って、手あかや指紋を軽くこすって取り除くことができます。力を入れすぎず、優しくこすることで、壁紙を傷つけずに汚れを落とせます。

カビ対策: カビが発生した場合は、市販のカビ取り剤を使用してカビを取り除きましょう。また、換気や湿度の管理に気をつけることで、カビの発生を予防することができます。

壁紙のお掃除は、優しく丁寧に行うことが大切です。力を入れすぎたり、強い洗剤を使うと、壁紙が痛んだり色あせする原因になりますので、注意してください。

まとめ

今回は壁紙の自宅でできるお掃除方法をご紹介しました。
壁紙が綺麗だと部屋もいつも以上に明るく感じます。是非普段のお掃除と一緒に取組んでみてください。

SINでは壁紙の張替えを承っております。お気軽にご相談ください。